丸山隆平『金子差入店』オリジナル脚本で「泥棒役者」から8年ぶりの主演映画

こんにちは!Niwa no kotoriです。

スーパーエイトの丸山隆平さんは『金子差入店』という、最近では数少ないオリジナル脚本で、過去の「泥棒役者」から、8年ぶりの主演映画に出演します。

ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(22)や、三浦大輔(作・演出)による舞台「ハザカイキ」(24)での演技が高く評価された丸山隆平さんは、『金子差入店』で、これまでのイメージとは一線を画す迫真の演技を体現しています。2025年に全国公開予定です。

ところで、皆さんは映画のタイトルにもなっている、”差入店”という店を知っていますか?
私はこの映画のことを調べて初めて知りました。

「差入店(さしいれてん)とは、拘置所刑務所少年院少年鑑別所代用刑事施設に収監や収容されている受刑者、被疑者、被告人などに差し入れる各種商品を販売している商店である。」
詳しくはウィキペディア

丸山隆平さんのファンはもちろん、こんな変わった店の名がタイトルの映画には、多くの人が興味をそそられるのではないでしょうか。私もその1人なので、さっそく調べてみたくなりました。

丸山隆平『金子差入店』オリジナル脚本で「泥棒役者」から8年ぶりの主演映画ストーリー

差入れ代行業は、差入れだけでなく面会も代行するそうです。

映画『金子差入店』は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を営む家族の絆を描くヒューマンサスペンスです。刑務所や拘置所に収容された人への差入には、厳しい審査や検閲があります。そこで、登場するのがルールを熟知した差入屋で、様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともあります。

ある日、息子の幼馴染の女の子が殺害される凄惨な事件が発生します。彼女の死にショックを受ける一家でしたが、犯人の母親が差入をしたいと尋ねてきます。金子は、差入屋として犯人と向き合いながら、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会います。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていました。

2つの事件の謎と向き合ううちに、人に言えない過去を抱え、息子のために生き直そうとする、金子の過去が周囲に露となり、 家族の絆を揺るがしていくというストーリー。
長編初監督を務めた古川豪監督がメガホンをとり、構想から11年の歳月をかけたオリジナル脚本の作品です。

丸山隆平『金子差入店』オリジナル脚本で「泥棒役者」から8年ぶりの主演映画キャスト・監督

『金子差入店』の登場人物は

主人公・金子真司…丸山隆平
丸山隆平さんが演じるのは、一家で「差入店」を営む「金子差入店」の店主、人に言えない過去を抱えながら、息子のために生き直そうと、もがく男の役です。

美和子…真木よう子
金子の妻・美和子役を演じた真木よう子さんは、世の中の価値観に惑わされず、自らの信念を静かに貫くキャラクターを、芯に強さのある柔らかさで表現しています。

和真…三浦綺羅
真司と美和子の息子・和真役は、NHK大河ドラマ「光る君へ」に藤原道長の長男役で出演した三浦綺羅さんが務めました。

星田…寺尾聰
金子の叔父で、金子家と共に暮らしています。星田役で出演した寺尾聰さんは、主演ドラマ「仰げば尊し」で、奇跡の実話の教師役を演じました。

長編初監督を務めた古川豪監督とは

『金子差入店』は、古川豪監督が構想から11年の歳月をかけたオリジナル脚本です。

古川豪監督の作品は?

  • 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦 2023年公開 助監督 配信中
  • 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命 2023年公開 助監督 配信中
  • 真夜中乙女戦争 2022年公開 助監督 配信中
  • 東京リベンジャーズ 2021年公開 助監督 配信中

丸山隆平『金子差入店』オリジナル脚本で「泥棒役者」から8年ぶりの主演映画についてコメント

丸山隆平さんのコメント

今回の役柄について…「真っ直ぐな男です。それゆえに、自分で制御できない危うさも抱えています。家族に対する愛情はとてつもなく大きくて、差入屋という自分の職業と家族の間で揺れながら生きている人間です」と説明。 そして「登場するすべての人たちとの人間関係を、どんどん掘り下げていく物語なので、自分自身がこれまで歩んできた人生を見つめ直すという貴重な作品にもなりました。ひと言で言えばいくつもの家族の物語なのですが、ひと言では簡単に言えない愛おしさや怒り、苦しさや喜びなどの想いが詰まっています。その中から宝探しをするような気持ちで観に来ていただければ、きっと何か大切なものを見つけてもらえるのではないかと思っています」とコメントしています。 引用元:ヤフーニュース

宝探しをするような気持ちで…の言葉が印象的です。

古川豪監督のコメント

助監督として参加する撮影の最中、拘置所の近くでポツリと構える差入店に目が留まりました。調べるうち、差入れ代行業の必要性を知るに至りました。昨今のセカンドチャンスに寛容になれない世間の風潮に一石投じられるのでは?とも思ったのですが、なかなか納得いくものが書けず、時間は過ぎていきました。11年。その間私自身結婚し、子を授かり、変わっていく価値観とともにストーリーも変化していきました。

差入店やそれにまつわる人々を通して、家族とは?血とは?家庭環境とは?を問うています。

丸山隆平さんをはじめ素晴らしい俳優陣や愛すべきスタッフたちとともに作りあげました。どうか一人でも多くの方に観ていただけますように。 引用元:映画.com

構想のきっかけは、セカンドチャンスに寛容になれない世間の風潮に一石投じられるのでは?だったようです。
11年の長い時間をかけた作品…内容も変化したのですね。

丸山隆平『金子差入店』オリジナル脚本で「泥棒役者」から8年ぶりの主演映画 まとめ

刑務所の差入れって、無地の地味な紙袋のイメージがあるのですが…

ストーリー『金子差入店』は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を営む 家族の絆を描くヒューマンサスペンスです。

キャスト『金子差入店』店主・金子真司…丸山隆平
     金子の妻・美和子…真木よう子
     真司と美和子の息子・和真…三浦綺羅
     金子の叔父・星田…寺尾聰

丸山隆平さんのコメント「宝探しをするような気持ちで観に来ていただければ、きっと何か大切なものを見つけてもらえるのではないかと思っています」

古川豪監督のコメント「丸山隆平さんをはじめ素晴らしい俳優陣や愛すべきスタッフたちとともに作りあげました。どうか一人でも多くの方に観ていただけますように。」

スーパーエイトの丸山隆平さんの『金子差入店』というオリジナル脚本で、過去の「泥棒役者」から8年ぶりの主演映画について調べてみました。

普通に生活していれば縁遠いけれど、その立場になったら必要にせまられてしまう”差入店”を通して、「世間の風潮に一石を投じたい」という古川豪監督の想いから生まれた映画に、迫真の演技で挑む丸山隆平さんを映画館でぜひ観たいと思いました。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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